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今回のパートⅢでは、特殊工業用ガラスⅡの多様な業界での活用に焦点を当てた続編です。70年以上にわたり、阪口文化堂は過酷な環境でも正常に機能するガラスを作り続けてきました。そして今後も、さらなる分野で利用できる機能性ガラスの開発に取り組んでいます。
ARコート成膜ガラス(反射防止ガラス)
ARコート成膜ガラス(反射防止ガラス)は、一般的な光学ガラスでは各境界面で4〜8%の反射ロスがあり、ガラスを透過する際には透過率が92%まで低下します。そこで、反射防止膜をガラスにコーティングすることで、このロスを抑え、高い透過率を実現します。誘電体多層膜を使用した反射防止膜により、透過率99%以上の高透過率を実現します。
【用途】複写機、カメラ、ビデオカメラ、DVDプレーヤー、通信機器、およびその他の各種光学機器
阪口文化堂公式サイトにて、工業用特殊ガラスの詳細事例を公開中です。
バンドパス フィルターガラス
バンドパスフィルターガラスは、特定の赤外光を選択的に透過させるガラスです。このガラスは可視光および一部の赤外光をできるだけ透過させず(反射させる)、分光特性を持っています。真空蒸着による多層成膜により、シフトのない密着した膜を形成しています。波長域の選択として、660nm、850nm、870nm、940nmなどがあり、ガラスの基板の厚さは0.4mmから1.8mmまで、指定の厚さで製造が可能です。
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ノングレアガラス(低反射ガラス)
ノングレアガラスは、細かい凹凸をガラスの両面に施し、映像がガラスに反射せずに映り込みにくくするためのガラスです。拡散効果により反射光が一定程度均等化され、局所的なまぶしさが軽減されますが、全体的な反射率は通常のガラスと変わりません。また、凹凸による拡散効果は反射光だけでなく透過光も拡散させてしまいます。そのため、額縁のように対象物とほぼ密着させない場合は、ぼやけて見えにくくなる可能性があります。
【用途】液晶テレビ、屋外のLEDメッセージボードのカバーガラス、額縁、新幹線や鉄道などのモニターカバーガラスなどに使用されます。厚みは2mm、3mm、5mmなどがあります。
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アミラン(反射防止ガラス)
アミラン(反射防止ガラス)は、ドイツの特殊硝子メーカーである”SCHOTT A.G.”によって製造されたガラスで、硝子の両面に薄い透明皮膜を多層コーティングしています。通常のガラスの反射率が8%から1%に低減されているため、ディスプレイされた商品がはっきりと近くにあるように見えます。ヨーロッパでは、1960年代の美術館で額入り絵画や展示ケースに使用されて以来、現在でもさまざまな分野で広く使われています。
【用途】ディスプレイ用カバーガラス、メガネ、カメラレンズ、光学系部品など
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三次元曲げ強化ガラス
三次元曲げ強化ガラスは、ガラスを中空の状態に置く金型を使用することで、これまでほぼ不可能だった3次元の曲げ強化ガラスを実現しました。
【用途】観光船の天窓ガラス、自動車のサンルーフ、ショーケースなど、強化された仕様のため、幅広い用途に適用できるようになりました。
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溶融成型ガラス
溶融成型ガラスは、板ガラスを特殊な金型で溶融し、任意の形状に仕上げる方法です。この方法により、通常のプレス加工品に比べて泡などの欠点が極端に少ない仕上がりを得ることができます。
【用途】LED照明、タッチパネル、携帯用のカバーガラスなどに利用されます。
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プレス成型ガラス
プレス成型ガラスは、溶解炉で溶かしたガラスの粘り状の生地を取り、胴型(メス型)に流し込み、矢型(オス型)で機械的にプレス加工して成型する方法です。
【用途】ドラム式洗濯乾燥機のドアガラス、非常灯のカバーガラスなどに使用されます。
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白板ガラス(エンボス加工・透明)
白板ガラス(エンボス加工・透明)は、ガラス中の鉄分を取り除くことにより、建築ガラス特有の色味を除去し、透過率を低下させます。
これにより、太陽光の利用効率を向上させることができます。
エンボス加工は、表面に施した型板加工であり、垂直入射以外の光も有効に利用することができます。
そのため、太陽がガラスの正面に当たらない時間帯でも利用効率を向上させるのに役立ちます。
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阪口文化堂では、パートⅠ/Ⅱで紹介した曇ランナシリーズ等の特殊ガラス以外にも多種多様なバリエーションの工業用特殊ガラスを受注製造しています。
生産体制についても、創業来70年以上にわたって築き上げたパートナーネットワークを有しており、大手マテリアルメーカーとの共同開発も実現。国内外メーカーの仕入れルートも確保し、ガラスにまつわるありとあらゆる難問や課題に対応可能です。
また、大阪と群馬2拠点の製造ラインにより納期を含めフレキシブルな要求に応える体制を敷いています。阪口社長曰く「ガラスは、技術イノベーションに欠かせない存在です。そして、これから起こるデジタル革命においてもガラスの存在価値は高まってきます。阪口文化堂は、ガラスを通してより良い時代を創ることに貢献できるよう、今後も精一杯頑張ってまいります。」
MSP30012
〒571-0017 大阪府門真市四宮5丁目9番
TEL:072-882-3561 FAX:072-884-1551
E-mail:info@https://sss-glass.co.jp/
事業内容
工業用特殊硝子の製造及び販売
(複層硝子,ミラー,光学用ガラス,強化ガラス,合わせガラス)
<ISO>
登録証:登録番号EC14J0014
登録日 2014年9月24日
IS0 14001:2004